GREP_INFOW¶
Editor_FindInFilesW インライン関数、 Editor_ReplaceInFilesW インライン関数 ( EE_FIND_IN_FILESW メッセージ、 EE_REPLACE_IN_FILESW メッセージ) で使用します。この構造体は使用されなくなります。新しいプラグインは、 GREP_INFO_EX 構造体 を使用してください。
typedef struct _GREP_INFOW {
size_t cbSize;
UINT nCP;
UINT nFlags;
LPCWSTR pszFind;
LPCWSTR pszReplace;
LPCWSTR pszPath;
LPCWSTR pszBackupPath;
LPCWSTR pszFilesToIgnore;
} GREP_INFOW;
フィールド¶
cbSize
sizeof(GREP_INFOW) を指定します。
nCP
開く時に指定するCODEPAGE_ で始まるコードページを指定します。
CODEPAGE_ANSI | 標準ANSI |
CODEPAGE_UNICODE | Unicode little endian |
CODEPAGE_UNICODE_BIGENDIAN | Unicode big endian |
CODEPAGE_UTF8 | UTF-8 |
CODEPAGE_UTF7 | UTF-7 |
CODEPAGE_932 | 日本語 Shift JIS |
CODEPAGE_JIS | 日本語 JIS |
CODEPAGE_EUC | 日本語 EUC |
CODEPAGE_AUTO_SJIS_JIS | 日本語 Shift JIS と JIS から自動検出 |
CODEPAGE_AUTO_SJIS_JIS_EUC | 日本語 Shift JIS、JIS、EUC から自動検出 |
その他 | システムで利用できるコードページが使えます |
CODEPAGE_DETECT_UNICODE | Unicodeを検出します。他の値と組み合わせて使用します。 |
CODEPAGE_DETECT_UTF8 | UTF-8を検出します。他の値と組み合わせて使用します。 |
CODEPAGE_DETECT_CHARSET | HTML/XMLのCharsetを検出します。他の値と組み合わせて使用します。 |
CODEPAGE_DETECT_ALL | すべてのコードページを検出します。他の値と組み合わせて使用します。 |
nFlags
次の値の組み合わせを指定します。
FLAG_FIND_CASE | 大文字と小文字を区別して検索します。 |
FLAG_FIND_ESCAPE | 文字列をエスケープ シーケンスで指定します。FLAG_FIND_REG_EXP と組み合わせて指定できません。 |
FLAG_FIND_FILENAMES_ONLY | 見つかったファイルのファイル名だけを結果として表示し、検索した文字列を含む行の内容は表示しません。FLAG_FIND_LINE_ONLY または FLAG_FIND_MATCHED_ONLY と組み合わせて指定できません。 |
FLAG_FIND_IGNORE_FILES | pszFilesToIgnore で指定する名前のファイルまたはフォルダを無視します。 |
FLAG_FIND_LINE_ONLY | 検索した文字列を含む行の内容だけが結果として表示されます。FLAG_FIND_FILENAMES_ONLY または FLAG_FIND_MATCHED_ONLY と組み合わせて指定できません。 |
FLAG_FIND_MATCHED_ONLY | 一致した文字列のみが結果として表示されます。FLAG_FIND_FILENAMES_ONLY または FLAG_FIND_LINE_ONLY と組み合わせて指定できません。 |
FLAG_FIND_ONLY_WORD | 単語のみを検索します。 |
FLAG_FIND_RECURSIVE | サブフォルダも検索します。 |
FLAG_FIND_REG_EXP | 文字列を正規表現で指定します。FLAG_FIND_ESCAPE と組み合わせて指定できません。 |
FLAG_FIND_OPEN_DIRECT | ファイルから検索の結果を一覧としては表示せずに、検索文字列を含むファイルを直接開きます。FLAG_FIND_OPEN_FILTER または FLAG_FIND_OUTPUT と組み合わせて指定できません。 |
FLAG_FIND_OPEN_FILTER | ファイルから検索の結果を一覧としては表示せずに、検索文字列を含むファイルを直接開き、さらにフィルターに検索文字列を設定します。FLAG_FIND_OPEN_DIRECT または FLAG_FIND_OUTPUT と組み合わせて指定できません。 |
FLAG_FIND_OUTPUT | ファイルから検索の結果を一覧としてアウトプット バーに表示します。FLAG_FIND_OPEN_DIRECT または FLAG_FIND_OPEN_FILTER と組み合わせて指定できません。 |
FLAG_REPLACE_BACKUP | ファイルから置換の場合、バックアップを保存します。FLAG_REPLACE_KEEP_OPEN と組み合わせて指定できません。 |
FLAG_REPLACE_KEEP_OPEN | ファイルから置換の場合、変更したファイルを開いたままにします。FLAG_REPLACE_BACKUP と組み合わせて指定できません。 |
pszFind
検索する文字列を指定します。
pszReplace
ファイルから置換の場合、置換後の文字列を指定します。
pszPath
検索するパスを指定します。ここには、\* または ? のワイルド カードを含めて指定することができます。
pszBackupPath
ファイルから置換の場合で、 nFlags に FLAG_REPLACE_BACKUP を指定した場合、バックアップ先フォルダを指定します。
pszFilesToIgnore
nFlags に FLAG_FIND_IGNORE_FILES を指定した場合、無視するファイルまたはフォルダの名前を指定します。ここには、\* または ? のワイルド カードを含めて指定することができます。複数のファイルを指定する場合は、; で区切ります。
バージョン¶
EmEditor Professional Version 4.02 以上で利用できます。