FIND_REGEX_INFO_EX

Editor_FindRegex インライン関数 ( EE_FIND_REGEX メッセージ) で使用します。

typedef struct _FIND_REGEX_INFO_EX {
	size_t cbSize; // sizeof( FIND_REGEX_INFO_EX )
	UINT64 nFlags;
	LPCWSTR pszRegex;
	LPCWSTR pszText;
	LPCWSTR* ppszStart;
	LPCWSTR* ppszEnd;
	LPCWSTR* ppszNext;
	LPCWSTR pszReplace;
	LPWSTR pszResult;
	UINT cchResult;
	LPCWSTR pszStartAt;
	UINT nBackRefResult;
	UINT nBackRefBuf;
	BACK_REF BackRef[MAX_BACK_REF];
} FIND_REGEX_INFO_EX;

フィールド

cbSize

sizeof( FIND_REGEX_INFO_EX ) を指定します。

nFlags

次の値の組み合わせを指定します。

FLAG_FIND_CASE

大文字と小文字を区別して検索します。

FLAG_FIND_FUZZY

この特別なフラグは、あいまい一致を使用し、正規表現を無効にします。正規表現とあいまい一致と組み合わせることはできません。FLAG_FIND_REGEX_BOOST、FLAG_FIND_REGEX_ONIGMO、FLAG_FIND_REGEX_ONIGMO_PERL、FLAG_FIND_SEPARATE_CRLF と組み合わせることはできません。

FLAG_FIND_ONLY_WORD

単語のみを検索します。

FLAG_FIND_REGEX_BOOST

正規表現エンジンとして Boost.Regex を使用します。

FLAG_FIND_REGEX_ONIGMO

正規表現エンジンとして Onigmo を使用し、Ruby 構文を使用します。

FLAG_FIND_REGEX_ONIGMO_PERL

正規表現エンジンとして Onigmo を使用し、Perl 構文を使用します。

FLAG_FIND_SEPARATE_CRLF

CR と LF を区別します。

pszRegex

検索する正規表現文字列を指定します。

pszText

検索する対象の文字列を指定します。

ppszStart

検索に成功すると、ここで指定するポインタにその文字列の開始位置を格納します。

ppszEnd

検索に成功すると、ここで指定するポインタにその文字列の終了位置を格納します。

ppszNext

検索に成功すると、ここで指定するポインタに次に検索するべき位置を格納します。

pszReplace

[in] 置換表現を指定します。

pszResult

[out] 置換後の文字列を受け取るバッファへのポインタを指定します。

cchResult

[in] バッファのサイズを文字数で指定します。

pszStartAt

[in] 検索を開始する位置を指定します。これが NULL の場合、検索は文字列 (pszText) の最初から開始します。

nBackRefResult

[out] BackRef フィールドに格納された後方参照の数を返します。

nBackRefBuf

[in] 後方参照を受け取りたい場合にはこのフィールドは MAX_BACK_REF を指定します。後方参照を受け取る必要がない場合には 0 を指定します。

BackRef

[out] 後方参照を返します。例: BackRef[0] = \0, BackRef[1] = \1, BackRef[2] = \2, ..., BackRef[1000] = \k<1000>。

バージョン

Version 15.7 以上で利用できます。