EDIT_COLUMN_INFO

EE_EDIT_COLUMN メッセージ で使用します。

typedef struct _EDIT_COLUMN_INFO {
	UINT cbSize;
	UINT nFlags;
	int iColumn1;
	int iColumn2;
	int iColumnTo;
	LPCWSTR pszInsert;
	UINT nCombineFlags;
	LPCWSTR pszLocale;
} EDIT_COLUMN_INFO;

フィールド

cbSize

このデータ構造体のサイズ、sizeof( EDIT_COLUMN_INFO )を指定します。

nFlags

次の値のいずれかを指定することができます。

意味

COLUMN_MOVE

iColumn1 から iColumn2 までの列を iColumnTo の前に移動します。

COLUMN_COPY

iColumn1 から iColumn2 までの列を iColumnTo の前にコピーします。

COLUMN_CONCAT

iColumn1 から iColumn2 までの列を連結します。オプションとして pszInsert を区切りとして使用することができます。

COLUMN_COALESCE

iColumn1 から iColumn2 までの列を、最初の空でない値を使用して、結合します。

COLUMN_DELETE

iColumn1 から iColumn2 までの列を削除します。

COLUMN_SELECT

iColumn1 から iColumn2 までの列を選択します。

COLUMN_SELECT_NO_HEADINGS

iColumn1 から iColumn2 までの列をヘディングを除き選択します。

iColumn1

メッセージを適用する最初の列を指定します。

iColumn2

メッセージを適用する最後の列を指定します。

iColumnTo

COLUMN_MOVE または COLUMN_COPY が指定されていると、どの列の前に移動またはコピーするかを指定します。このフィールドは COLUMN_MOVE または COLUMN_COPY が選択されている場合のみ使用されます。

pszInsert

列を分割する際に使用する区切り文字列を指定します。このフィールドは COLUMN_CONCAT が選択されている場合のみ使用されます。

nCombineFlags

次の値の組み合わせを指定します。文字列を並べ替えるには SORT_ENABLED を指定する必要があり、他のフラグと組み合わせて並べ替えの動作を指定します。重複した文字列を削除するには SORT_DELETE_DUPLICATE を指定する必要があります。このフィールドは、 nFlags フィールドに COLUMN_CONCAT を指定したときのみ使用されます。このフィールドは省略できます。

NORM_IGNORECASE

大文字と小文字を区別しないで並べ替えます。

NORM_IGNOREKANATYPE

ひらがなとカタカナを区別しないで並べ替えます。

NORM_IGNORENONSPACE

場所を取らない文字を区別しないで並べ替えます。

NORM_IGNORESYMBOLS

記号を無視して並べ替えます。

NORM_IGNOREWIDTH

半角文字と全角文字の違いは無視されます。例えば、「Cat」と「cat」は同一とみなされます。全角文字は中国語と日本語の文章で使用されているフォーマットです。

SORT_BINARY_COMPARISON

ロケールを無視して、高速にバイナリ比較を行います。

SORT_DATE

日付と時刻で並べ替えます。

SORT_DELETE_DUPLICATE

重複した分割文字列を削除します。

SORT_DIGITSASNUMBERS

[AからZへ並べ替え] コマンドまたは [ZからAへ並べ替え] コマンドを使用時でも、数字が数として扱われます。例えば、「2」は「10」の前に並べ替えられます。

SORT_ENABLED

分割文字列を並べ替えます。

SORT_IGNORE_PREFIX

数字を並べ替える際、先頭の数字以外の文字は無視されます。

SORT_INSPECT_NOT_SEL_ONLY

箱型選択または複数選択が存在する時でも、行全体を調べます。

SORT_IPV4

IPv4 アドレスを並べ替えます。

SORT_IPV6

IPv6 アドレスを並べ替えます。

SORT_LENGTH

文字数で並べ替えます。

SORT_LENGTH_VIEW

[短い文字列から長い文字列へ並べ替え] コマンドまたは [長い文字列から短い文字列へ並べ替え] コマンドを使用時、全角文字が2文字として扱われます。

SORT_NUM

数字を並べ替えます。

SORT_GROUP_IDENTICAL

出現頻度で並べ替える時、同じ文字列をグループ化します。SORT_OCCURRENCE と共に指定する必要があります。

SORT_OCCURRENCE

出現頻度で並べ替えます。

SORT_RANDOM

ランダムに並べ替えます。

SORT_REMOVE_EMPTY

空の文字列を削除します。

SORT_REVERSE

逆順に並べ替えます。

SORT_STABLE

常に順位の位置関係を保ったままソートを行います。このフラグが指定されていると、指定されていない場合に比べて、通常、遅くなります。

SORT_STRINGSORT

句読点が記号と同様に扱われます。

SORT_TEXT

テキストを並べ替えます。

SORT_WORDS

単語数で並べ替えます。

pszLocale

並べ替えで使用するロケールを指定します。これが空の場合、[カスタマイズ] ダイアログ ボックスで [並べ替え] ページで指定されているロケールを使用します。

バージョン

Version 19.7 以上で利用できます。