COMPARE_INFO

EE_COMPARE メッセージで使用します。

typedef struct _COMPARE_INFO {
	UINT cbSize;
	UINT flags;
	LPCWSTR pszDocument1;
	LPCWSTR pszDocument2;
	LPCWSTR pszResultFileName;
} COMPARE_INFO;

フィールド

cbSize

この構造体のサイズ、sizeof( COMPARE_INFO ) を指定します。

flags

次の値を組み合わせて指定します。

COMPARE_GENERATE_REPORT

レポート ファイルを作成します。ファイルのパスは strResultFileName パラメータに指定する必要があります。

COMPARE_IGNORE_CASE

大文字小文字の区別を無視します。

COMPARE_IGNORE_COMMENT

コメントを無視します。

COMPARE_IGNORE_CRLF

改行コードの違いを無視します。

COMPARE_IGNORE_EMBEDDED_SPACE

行の中間に埋め込まれた空白を無視します。

COMPARE_IGNORE_ENCODING

エンコードの違いを無視します。

COMPARE_IGNORE_LEAD_SPACE

行頭の空白を無視します。

COMPARE_IGNORE_TRAIL_SPACE

行末の空白を無視します。

COMPARE_OPEN_REPORT

レポート ファイルを開きます。COMPARE_GENERATE_REPORT も指定する必要があります。

COMPARE_REPORT_3_COL

3列のフォーマットでレポートを出力します。

COMPARE_REPORT_DIFF_ONLY

異なる行のみをレポートします。

COMPARE_QUALITY_1

近くの行のみを検索する最も速い方法。

COMPARE_QUALITY_2

より速い方法。

COMPARE_QUALITY_3

中間の速度。

COMPARE_QUALITY_4

より正確な方法。

COMPARE_QUALITY_5

最も正確な方法で最も多くの行を検索します。

COMPARE_QUICK

高速に比較し、相違点を強調表示しません。このフラグは COMPARE_QUIET 以外のオプションと組み合わせて使用できません。

COMPARE_QUIET

メッセージを表示しません。

COMPARE_RESET

比較や同期スクロールをリセットして比較結果をクリアします。

COMPARE_RESET_AFTER

比較とレポート作成の後、比較や同期スクロールをリセットして比較結果をクリアします。COMPARE_GENERATE_REPORT も指定する必要があります。

COMPARE_RESTORE_POS

終了時、ウィンドウ位置を復元します。

COMPARE_SPLIT_VERT

ウィンドウを左右に分割して文書を表示します。

COMPARE_SWITCH_NO_WRAP

折り返さないに切り替えます。

COMPARE_SYNC_CARET

カーソル位置を同期します。

COMPARE_SYNC_SCROLL_HORZ

水平スクロールを同期します。

COMPARE_SYNC_SCROLL_ONLY

比較は行わず、同期スクロールのみを行います。

COMPARE_SYNC_SCROLL_VERT

垂直スクロールを同期します。

COMPARE_TILE_HORZ

文書を上下に並べます。

COMPARE_TILE_VERT

文書を左右に並べます。

pszDocument1

第1文書を特定する文字列を指定します。この値は、ファイル名、完全パスの付いたファイル名、またはコロン (:) で始まる現在のグループ内の文書のインデックスになります。例えば、"filename.csv"、"C:\data\filename.csv"、または ":2" と指定することができます。

pszDocument2

第2文書を特定する文字列を指定します。この値のフォーマットは strDocument1 と同じです。

pszResultFileName

flags フィールドに COMPARE_GENERATE_REPORT が指定されていると、EmEditor は比較のレポートを指定するファイル名で保存します。

バージョン

Version 17.7 以上で利用できます。