EE_GET_SEL_TYPE¶
選択状態の種類を取得します。このメッセージを直接送るか、または Editor_GetSelType インライン関数、または Editor_GetSelTypeEx インライン関数 を使うことができます。
EE_GET_SEL_TYPE
wParam = (WPARAM) (BOOL) bNeedAlways;
lParam = (LPARAM)0;
パラメータ¶
bNeedAlways
TRUE の場合は、選択されていなくても、選択状態の種類を返します。FALSE の場合は、選択されていない場合は、選択状態を返さず SEL_TYPE_NONE を返します。
戻り値¶
次の値の組み合わせになります。SEL_TYPE_NONE、SEL_TYPE_CHAR、SEL_TYPE_LINE および SEL_TYPE_BOX は同時に指定することはできません。SEL_TYPE_KEYBOARD と SEL_TYPE_SELECTED は、他の値と組み合わせて指定できます。bNeedAlways が TRUE の場合は、選択状態だと SEL_TYPE_SELECTED の論理和が返されます。bNeedAlways が FALSE の場合、SEL_TYPE_SELECTED は使用されません。
値 | 説明 |
---|---|
SEL_TYPE_NONE | 選択されていません (bNeedAlways = FALSE の場合) |
SEL_TYPE_CHAR | 文字単位で通常に選択されています |
SEL_TYPE_LINE | 行単位で選択されています |
SEL_TYPE_BOX | 箱型選択されています |
SEL_TYPE_KEYBOARD | キーボードで選択されています |
SEL_TYPE_SELECTED | 選択されています (bNeedAlways = TRUE の場合) |
バージョン¶
Version 3.00 以上で利用できます。ただし、bNeedAlways は、Version 5.00 以上で利用できます。Version 5.00 未満では、bNeedAlways は常に FALSE を指定することになります。