Editor_SetCaretPosEx

カーソル位置を移動し、選択範囲を伸縮することもできます。このインライン関数を使うか、または EE_SET_CARET_POS メッセージ を直接送ることができます。

Editor_SetCaretPosEx( HWND hwnd, int nLogical, POINT_PTR* pptPos, bExtend );

パラメータ

hwnd

EmEditor ビューまたはフレームのウィンドウ ハンドルを指定します。

nLogical

次の値の組み合わせを指定します。

定数

説明

POS_VIEW

表示座標

POS_LOGICAL_A

論理座標 (2バイト文字を 2 と数えます)

POS_LOGICAL_W

論理座標 (2バイト文字を 1 と数えます)

POS_CELL

CSV セル単位

POS_SCROLL_ALWAYS

POS_SCROLL_CENTER または POS_SCROLL_TOP と共に指定し、カーソル位置が既にウィンドウ内に存在していても常に移動します。

POS_SCROLL_CENTER

カーソル位置がウィンドウの中央になるようにします。

POS_SCROLL_DONT_CARE

カーソル位置はウィンドウ内のスクロールの量がもっとも少なくなる位置になります。

POS_SCROLL_TOP

カーソル位置がウィンドウの最上部になるようにします。

pptPos

カーソル位置を指定した POINT_PTR 構造体 へのポインタを指定します。

bExtend

省略可能。選択範囲を伸縮するかどうかを指定します。bExtend が TRUE の場合、カーソルが指定する位置に移動しますが、選択範囲の最初の位置は変わりません。FALSE の場合、両方とも指定する位置に移動します。

戻り値

戻り値は利用されません。

バージョン

Version 4.03 以上で利用できます。ただし、POS_SCROLL_DONT_CARE、POS_SCROLL_CENTER、POS_SCROLL_TOP フラグは Version 6.00 で追加されました。POS_SCROLL_ALWAYS は Version 7.00.4 で追加されました。