カーソルを移動する (チュートリアル)¶
カーソルを移動するためには、チュートリアルのマクロに次のように 4 行目を追加します。 上記のマクロを保存して別の EmEditor ウィンドウで実行すると、マクロの終了後に、カーソル位置は、最後の行末から 12 個文字左、つまり、"text
editor" の最初の t の文字の位置に来るはずです。
CharLeft メソッド は、カーソル位置を左に指定した文字数だけ移動することを示しています。 CharLeft メソッド の第 1 引数 (false) は、選択範囲の変更を意味するかどうかを指定しています。つまり、キーボードで、左向き矢印キーを押す時に、Shift
キーを押しながら操作するかどうかを示します。
同様にカーソル位置を移動するために、次のメソッドが用意されています。 カーソル位置を左に指定した文字数だけ移動します。左矢印キーに相当。 カーソル位置を右に指定した文字数だけ移動します。右矢印キーに相当。 カーソル位置を下に指定した行数だけ移動します。下矢印キーに相当。 カーソル位置を上に指定した行数だけ移動します。上矢印キーに相当。 カーソル位置を単語の左に移動します。Ctrl + 左矢印キーに相当。 カーソル位置を単語の右に移動します。Ctrl + 右矢印キーに相当。 1 ページ下へ移動します。Page Up キーに相当。 1 ページ上へ移動します。Page Down キーに相当。 カーソル位置を行の最初に移動します。Home キーに相当。 現在行の最後に移動します。End キーに相当。 カーソル位置を文書の最初に移動します。Ctrl + Home キーに相当。 カーソル位置を文書の最後に移動します。Ctrl + End キーに相当。 対応するかっこへ移動します。 また、次のメソッドは、カーソル位置を指定した行、桁位置に移動します。 カーソル位置を設定します。¶
[JavaScript]¶
document.selection.Text = "EmEditor supports macros.";
document.selection.NewLine();
document.selection.Text = "\tEmEditor is a text editor.";
document.selection.CharLeft( false, 12 );
[VBScript]¶
document.selection.Text = "EmEditor supports macros."
document.selection.NewLine
document.selection.Text = Chr(9) & "EmEditor is a text editor."
document.selection.CharLeft False, 12