選択範囲の文字を変換する (チュートリアル)

選択範囲の文字を変換するために、チュートリアルのマクロに、次のように 7 行目を追加します。

[JavaScript]

document.selection.Text = "EmEditor supports macros.";
document.selection.NewLine();
document.selection.Text = "\tEmEditor is a text editor.";
document.selection.CharLeft( false, 12 );
document.selection.DeleteLeft( 15 );
document.selection.CharRight( true, 9 );
document.selection.ChangeCase( eeCaseUpperCase );

[VBScript]

document.selection.Text = "EmEditor supports macros."
document.selection.NewLine
document.selection.Text = Chr(9) & "EmEditor is a text editor."
document.selection.CharLeft False, 12
document.selection.DeleteLeft 15
document.selection.CharRight True, 9
document.selection.ChangeCase eeCaseUpperCase

上記のマクロを保存して別の EmEditor ウィンドウで実行すると、選択されたテキストが大文字に変換され、 TEXT EDITor. と表示されます。 ChangeCase メソッド には、1 個の引数を受け取り、大文字に変換するか、小文字に変換するかを指定することができます。 同様に選択範囲の文字を変換するために、次のメソッドが用意されています。メソッドが受け取る引数など詳しくは、それぞれのメソッドの説明を参照してください。

ChangeCase

選択されたテキストの大文字と小文字を変換します。

ChangeWidth

半角文字と全角文字を変換します。

Format

選択範囲の折り返し位置に改行コードの挿入したり、改行コードを削除したりします。

Indent

選択範囲をインデントします。

Tabify

選択範囲の空白を Tab に変換します。

UnIndent

選択範囲の逆インデントを行います。

Untabify

選択範囲の Tab を空白に移動します。