Join メソッド (Editor オブジェクト)

SQL においての JOIN 操作と同様な方法を使って、2個の CSV 文書を結合して新規文書を作成します。

[JavaScript]

n = editor.Join( nFlags, strDocument1, strColumn1, strDocument2, strColumn2, strSelect );

[VBScript]

n = editor.Join( nFlags, strDocument1, strColumn1, strDocument2, strColumn2, strSelect )

パラメータ

nFlags

次の値を組み合わせて指定します。

eeJoinUniqueKey1

第1文書の指定した列には一意キーが含まれます。

eeJoinUniqueKey2

第2文書の指定した列には一意キーが含まれます。

eeJoinIncludeAll1

第1文書のすべての行が出力に含まれます。第1文書にマッチしない行が存在する場合、出力文書には空のセルが含まれます。

eeJoinIncludeAll2

第2文書のすべての行が出力に含まれます。第2文書にマッチしない行が存在する場合、出力文書には空のセルが含まれます。

eeJoinMatchCase

大文字と小文字を区別します。

eeJoinSimpleMerge

キーを使用しないで、単純に結合します。これを指定した場合、 strColumn1StrColumn2 パラメータは無視されます。

eeJoinIgnoreHeadings1

第1文書のヘディングを無視します。第1文書のヘディングは、結合された文書に残ります。

eeJoinIgnoreHeadings2

第2文書のヘディングを無視します。

eeJoinContain

Key1 は Key2 を含みます。

eeJoinStartWith

Key1 は Key2 から始まります。

eeJoinEndWith

Key1 は Key2 で終わります。

eeJoinMatchSplitBoth

両方の分割文字列が一致します。

eeJoinMatchSplitOne

Key1 は 分割した Key2 に一致します。

eeJoinFuzzy

あいまい一致を使用します。このフラグは、eeJoinEndWith、eeJoinMatchSplitBoth、または eeJoinMatchSplitOne と共に指定することはできません。このフラグを使用すると動作が遅くなります。

eeJoinSwap

eeJoinContain、eeJoinStatWith、または eeJoinEndWith と共に指定されている場合、Key1 と Key2 を入れ替えます。

strDocument1

第1文書を特定する文字列を指定します。この値は、ファイル名、完全パスの付いたファイル名、またはコロン (:) で始まる現在のグループ内の文書のインデックスになります。例えば、"filename.csv"、"C:\data\filename.csv" (JavaScript の場合は、"C:\\data\\filename.csv") 、または ":2" と指定することができます。

strColumn1

第1文書のキー列を特定する文字列を指定します。この値は、列の最初の行、コロン (:) で始まる列のインデックス、または数値範囲になります。例えば、"first_name"、":5"、"1-5"、"2-" と指定することができます。

strDocument2

第1文書を特定する文字列を指定します。この値のフォーマットは strDocument1 と同じです。

strColumn2

第1文書のキー列を特定する文字列を指定します。この値のフォーマットは strColumn1 と同じです。

strSelect

出力文書にどの列を選択するかを示す文字列を指定します。例えば、"file1.csv>column1,file2.csv>column2" と指定することができます。前の列と連結するには「,」の代わりに「+」を、最初の空でない値を使用するには「,」の代わりに「|」を使用します。

戻り値

戻り値は、出力文書の行数になります。

バージョン

EmEditor Professional Version 14.8 以上で利用できます。