CombineColumns メソッド (Document オブジェクト)

CSV モードで指定された列を結合します。

[JavaScript]

document.CombineColumns( iColumn1, iColumn2, nFlags, strInsert, strSortType, nCombineFlags, strLocale );

[VBScript]

document.CombineColumns iColumn1, iColumn2, nFlags, strInsert, strSortType, nCombineFlags, strLocale

パラメータ

iColumn1

結合する最初の列を指定します。

iColumn2

結合する最後の列を指定します。

nFlags

次の値のいずれかを指定することができます。

意味

eeColumnConcat

iColumn1 から iCollumn2 までの列を連結します。オプションとして pszInsert を区切りとして使用することができます。

eeColumnCoalesce

iColumn1 から iCollumn2 までの列を、最初の空でない値を使用して、結合します。

strInsert

列を連結する際に使用する区切り文字列を指定します。

strSortType

フラグを指定する文字列を指定します。省略すると、並べ替えは行われません。フォーマットは以下の通りです。

構文:

option (+/-)

option: 以下のテーブルから並べ替えオプションを選択します。

A

テキストを並べ替えます。

D

日付と時刻で並べ替えます。

I

IPv4 アドレスを並べ替えます。

P

IPv6 アドレスを並べ替えます。

L

文字数で並べ替えます。

N

数字を並べ替えます。

O

出現頻度で並べ替えます。

V

逆順に並べ替えます。

W

単語数で並べ替えます。

(+/-): 以下のテーブルから並べ替えオプションを選択します。

+

昇順。

-

降順。

例:

A+

テキストを昇順で並べ替えます。

N-

数字を降順で並べ替えます。

nFlags

次の値の組み合わせを指定します。重複文字列を削除するには、eeRemoveDuplicates を指定する必要があります。その他のフラグは、 strSortType に空でない文字列を指定した場合だけ、指定できます。このパラメータは省略できます。

eeCombineLinesIgnoreCase

上下の重複を調べる時に大文字と小文字を無視します。

eeRemoveDuplicates

重複文字列を削除します。

eeSortBinaryComparison

ロケールを無視して、高速にバイナリ比較を行います。

eeSortDigitsAsNumbers

[AからZへ並べ替え] コマンドまたは [ZからAへ並べ替え] コマンドを使用時でも、数字が数として扱われます。例えば、「2」は「10」の前に並べ替えられます。

eeSortGroupIdentical

出現頻度で並べ替える時、同じ文字列をグループ化します。

eeSortIgnoreCase

大文字と小文字を区別しないで並べ替えます。

eeSortIgnoreKanaType

ひらがなとカタカナを区別しないで並べ替えます。

eeSortIgnoreNonSpace

場所を取らない文字を区別しないで並べ替えます。

eeSortIgnoreSymbols

記号を無視して並べ替えます。

eeSortIgnoreWidth

半角文字と全角文字の違いは無視されます。例えば、「Cat」と「cat」は同一とみなされます。全角文字は中国語と日本語の文章で使用されているフォーマットです。

eeSortIgnorePrefix

数字を並べ替える際、先頭の数字以外の文字は無視されます。

eeSortLengthView

[短い文字列から長い文字列へ並べ替え] コマンドまたは [長い文字列から短い文字列へ並べ替え] コマンドを使用時、全角文字が2文字として扱われます。

eeSortRemoveEmpty

空の文字列を削除します。

eeSortStable

常に順位の位置関係を保ったままソートを行います。このフラグが指定されていると、指定されていない場合に比べて、通常、遅くなります。

eeSortStringSort

句読点が記号と同様に扱われます。

strLocale

並べ替えで使用するロケールを指定します。これが空の場合、カスタマイズ ダイアログ ボックスで指定されているロケールを使用します。

次の例は、1列目と2列目を連結して1つの列にします。

[JavaScript]

document.CombineColumns( 1, 2 );

[VBScript]

document.CombineColumns 1, 2

バージョン

EmEditor Professional Version 19.7 以上で利用できます。