Version 17.0¶
2017年 7月 18日 設定の保存のためのコードなどを最適化することにより、EmEditor の起動速度を大幅に高速化しました (特に、ポータブル版の場合や多数のマクロがマイ マクロに登録されている場合)。 v16.9.1 v16.9.3 v17.0 v16.9.1 との比較 起動時間 5.45 秒 0.734 秒 0.141 秒 38.7 倍に高速化 \* 64 ビット ポータブル版 (INI ファイルを使用)、マイ マクロに登録されたマクロ 119個、プラグイン 9個、最近使ったファイル 20個、最近使ったフォルダ 20個、最近使ったフォント 10個など。プログラムの初期化コードの継続時間を計測。Windows 10 (64-bit) Core i7-4790 16GB RAM [カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [履歴] ページで、[カーソル位置とブックマークを保存する] チェック ボックスがチェックされている場合、従来は、最近使ったファイルのみのカーソル位置とブックマークが保存されていましたが、新バージョンでは、指定する日数 (最大、30,000日) 前以降に使ったファイルについて保存されるようになり、さらにブックマークは永久にクリアしない設定にすることができるようになりました。 ファイルから置換で、書き換え禁止属性の付いたファイルがあった場合に、警告メッセージをアウトプット バーに表示するようになりました。 ツール バーの [指定文字数で折り返し]、[ウィンドウの右端で折り返し]、[ページの右端で折り返し] ボタンにマウスをポイントした時に表示されるツール チップに折り返し文字数を表示するようにしました。([ページの右端で折り返し] ボタンは、印刷プレビューなどプリンタへのアクセスが行われた後に表示) [カーソル位置とブックマークを保存する] チェック ボックスを [カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [ファイル] ページから [履歴] ページ に移動しました。 [カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [履歴] ページ に [最近の検索の表示数] テキスト ボックス、[保存する日数] テキスト ボックス、[ブックマークはクリアしない] チェック ボックスを追加しました。 [カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [履歴] ページ の [履歴のクリア] ボタンをクリックすると、 [履歴のクリア] ダイアログ ボックス が表示されるようになり、クリアする履歴の項目を選択できるようになりました。 [既定のキーワードを使用する] チェック ボックスを設定のプロパティの [強調(1)] ページ に追加しました。 [カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [検索] ページ に、[履歴を検索/置換ダイアログ ボックスと同期する] チェック ボックスを追加しました。 [置換] ダイアログ ボックス の [置換後の文字列] ドロップ ダウン リスト ボックスの右の [>] ボタンをクリックした時に表示されるメニューに、[検索文字列と同期する] コマンドを追加しました。 [ツール バー] ダイアログ ボックス に [ドロップダウン リストのフォント] ドロップダウン リストを追加し、[検索] ツール バーと [フィルター] ツール バーに表示されるドロップダウン リストのフォントを指定できるようになりました。 エクスプローラ プラグイン のプロパティに [クリックでマクロを実行する] チェック ボックスと [マクロ ファイル フィルター] テキスト ボックスを追加し、エクスプローラ プラグインでマクロ ファイルをクリックすると、編集する代わりに、そのマクロを実行できるようになりました。 エクスプローラ プラグインのカスタム バー内のコンテキスト メニューに [EmEditor でこのマクロを実行する] コマンドを追加しました。 Editor オブジェクト に ExecuteMacro メソッド と RegisteredName プロパティ を追加しました。 Document オブジェクトに SerialToLogical、 LogicalToSerial、 LogicalToView、 ViewToLogical メソッドを追加しました。 Point オブジェクト を追加しました。 [重複行の削除] コマンドに関する特定の不具合を修正しました。 書き換え禁止状態で、[区切り位置を調整(文書全体)] コマンドなどが動作しない不具合を修正しました。 64-bit 版で、EE_VIEW_TO_LOGICAL メッセージの動作が正しくなかった不具合を修正しました。 [1行上へ移動]、[1行下へ移動] コマンドで、カーソル行の背景色が正しく表示されないことがある不具合を修正しました。 本バージョンを最初に起動時、古い設定を新しい設定に変換します。この時、古い設定が残りますが、[古い設定を削除] コマンドを実行することにより、古い設定を削除することができます。本バージョンでは、古い一部のプラグインやマクロで互換性に問題が発生する可能性があります。具体的には、以下の技術情報に記載されているレジストリの情報に依存しているプラグインやマウロは動作しなくなる可能性があります。万一、既存のプラグインやマクロに問題が発生しましたら、ベータ版フォーラムまたはメールにてご連絡いただければ、できるだけ対応を行いたいと思います。Aye Wong さんの MacroPopupMenu2 を利用されていた場合は、 新しいマクロ「PopupMacros.jsee」をダウンロードしてご利用ください。現在のマクロを一時的に変更するマクロを使用されていた場合、本バージョンの新機能である ExecuteMacro メソッドを使ってマクロを書き換えることをお勧めします (サンプルとして、上記の「PopupMacros.jsee」マクロをご参照ください)。 廃止になったレジストリのキー: HKEY_CURRENT_USER\Software\EmSoft\EmEditor v3\ActiveString HKEY_CURRENT_USER\Software\EmSoft\EmEditor v3\Macros HKEY_CURRENT_USER\Software\EmSoft\EmEditor v3\PlugIns HKEY_CURRENT_USER\Software\EmSoft\EmEditor v3\Recent File List HKEY_CURRENT_USER\Software\EmSoft\EmEditor v3\Recent Folder List HKEY_CURRENT_USER\Software\EmSoft\EmEditor v3\Recent Font List HKEY_CURRENT_USER\Software\EmSoft\EmEditor v3\Recent Insert List HKEY_CURRENT_USER\Software\EmSoft\EmEditor v3\Recent Workspace List HKEY_CURRENT_USER\Software\EmSoft\EmEditor v3\Config\(設定名) 内の廃止になったレジストリの値 (以前のバージョンから既に廃止になっている値も含みます): Accel Clr Clr11 Clr12 Clr14 Clr14_2 Clr14_3 Clr14_6 Clr15_4 Clr15_8 Clr2 Clr3 ClrPreview ClrVar ConfigCopiedFrom ContextMenu DevMode DevNames GuideArray HW HW2, HW3, HW4, ... IgnoreIndent RegexIndentBegin RegexIndentEnd RegexIndentStatement InitialFolder JumpListMenu LineComment1 LineComment2 MainMenu MaxFindPreview NW OutlineBar OutlineBarInit OutlineComments OutlineGuide OutlineGuideInit OutlineGuideMax OutlineHideMatch OutlineIndentType OutlineLevelSize OutlineMatch-1 ... OutlineMatch-32 OutlineRegex-1 ... OutlineRegex-32 OutlineReplace-1 ... OutlineReplace-32 OutlineVer OutlineViewLevel PIK PIKM PIKT TabMenu Tmpl TrayMenu1 TrayMenu2 TrayMenu3 TrayMenu4 TrayMenu5 TrayMenu6 TrayMenu7 TrayMenu8 HKEY_CURRENT_USER\Software\EmSoft\EmEditor v3\Common 内の廃止になったレジストリの値: RecentFilterList (v16.9 より廃止)一般の新機能¶
測定結果例¶
新しい設定¶
新しいコマンド¶
プラグインの新機能¶
マクロの新機能¶
不具合の修正¶
注意¶
技術情報¶