Version 12

2012年9月25日

一般の新機能

  • 対応するタグの強調

  • 改善されたブックマーク

  • 改善されたマーカー

  • メッセージ送信機能 (プラグイン)

  • 最適化 - EmEditor 起動時、マイ マクロ ファイルの #icon や #title をスキャンしなくなりました。これにより、マイ マクロの登録数によっては EmEditor の起動が大幅に速くなりました。EmEditor 起動前にマクロ ファイルを編集して #icon や #title の行が変わったときには、マクロ バーで右クリックを行って表示するメニューより [最新の情報に更新] を選択する必要があります。

  • Windows 8 サポート - 新バージョンは、Windows 8 のためにデザインされ互換性があります。タッチ入力が利用できる環境で、タッチ入力、フリック入力、ジェスチャーに対応し、スクロール、ズーム (フォント サイズの変更)、切り取り、コピー、貼り付け、削除、元に戻す、やり直し、戻る、進む、印刷、保存、その他のコマンドに対応しました。Tablet PC の設定で右ききが選択されている場合、メニューが左側に表示されるようになりました。さらに、EmEditor が他の PC からメッセージを受信すると、Windows 8 ではトーストを使用してメッセージを表示するようになりました。これにより、メトロ アプリがフォアグラウンド ウィンドウになっている場合でも受信メッセージを表示できるようになりました。

  • 64 ビット Windows で 32 ビット EmEditor の組み合わせでもエクスプローラ コンテキスト メニューをサポートしました。

  • 検索ウィンドウが開いていてフォーカスがある状態で、F3 または Shift + F3 を押したら、検索ダイアログの上へ検索/下へ検索と同じ動作になるように変更しました。

  • 検索ツール バーにキーボード フォーカスが存在するときでも、[すべて置換] など多くのコマンドのショートカット キーが有効になりました。

  • [連続置換] ダイアログから JavaScript または VBScript マクロ形式でエクスポートできるようになりました。

  • 「onenote://」もリンクできるようにしました。

  • [文字コード値] コマンドで、Unicode値のサロゲート表示も追加しました。たとえば、U+10000 を表示する場合、

U+10000

U+D800 U+DC00

と2行で表示するようにしました。

  • ツール バーに [戻る]、[進む] ボタンを追加しました。

  • キーボード マップ ウィンドウのツール バーに [検索] ドロップダウン リスト ボックスを追加しました。

  • 設定のプロパティの [キーボード] ページで、新しく [>]、[<] ボタンを追加し、現在割り当てられているコマンドへジャンプしたり、履歴の以前のコマンドに戻ることができるようになりました。

  • [クリップボードで改行コードを保持] がオンなら、CSV モードの箱型選択の場合でも、新たな行を追加する場合に、クリップボードにある改行コードをそのまま貼り付けるようになりました。

  • 行の折り返し方法が、[折り返さない] 以外の場合で、複数行の箱型選択の貼り付け方法について、コピーの場合と同様、論理行で貼り付けになるよう、少し修正を加え、同時に最適を行いました。

  • 各ツール バーを非表示/表示する時、ツール バーの位置を記憶するようになりました。また、ツール バーの表示/非表示を切り替えたときの画面のちらつきを少なくしました。

  • 特定のマウスやキーボードのアプリケーション コマンドに対応し、新規作成、閉じる、切り取り、コピー、検索、貼り付け、削除、元に戻す、やり直し、戻る、進む、印刷、保存、ヘルプ、スペル チェック、その他のコマンドに対応しました。

  • Hunspell バージョン 1.3.2 にしました。

新しいプラグイン機能

HTML バー プラグイン

  • HTML バーは [設定された選択で HTML バーを自動的に表示する] チェック ボックスがチェックされていない場合でも、表示/非表示の状態を記憶するようになりました。

スニペット プラグイン

  • 他のアプリケーションやテキスト領域からテキストをドラッグ & ドロップしてインポートする場合、スニペットのタイトルは自動的に 79 文字に切り詰められるようになりました。

  • 切り取り (Ctrl+X)、コピー (Ctrl+C)、貼り付け (Ctrl+V) コマンドがスニペット プラグインに追加されました。これらのコマンドを使って、スニペット ツリー内でスニペットのコピーや移動を簡単に行うことができるようになりました。

  • スニペット ツリーの項目にマウスを置くと、スニペットのテキストがツール チップとして表示されるようになりました。(この機能を有効にするには、コンテキスト メニュー - 表示 - ツールチップがチェックされている必要があります。)

プロジェクト プラグイン

  • シンボル リスト カスタム バーに [最新の情報に更新] ボタンを追加しました。

  • プロジェクトに入っていないファイルに対してもシンボル リストが動作するようになりました。シンボル ドロップダウン リストに「現在のファイル」と「すべての開いているファイル」の項目が追加されました。

  • コンテキスト メニューに [すべて展開] と [すべて縮小] コマンドが追加されました。

  • Ctags.exe を最新版 (Ctags v5.8) に置き換えました。

新しい設定

  • [カスタマイズ] ウィンドウの [マウス] ページで、[右クリック + ホイールでタブの変更] チェック ボックスを追加しました。

  • [カスタマイズ] ダイアログの [履歴] ページに [外部アプリケーションでコピーされたクリップボードを監視する] チェック ボックスを追加しました。既定で、EmEditor はクリップボードを監視しなくなり、Microsoft Excel など特定のアプリケーションとの衝突を避けました。

新コマンド

新しいツール バー ボタン

検索ツール バー

検索ツール バーの表示/非表示を切り替えます。

戻る

カーソルを以前の位置に移動します。

進む

カーソルを次の位置に移動します。

新しいプラグイン API

  • EI_GET_RES_DLL_INSTANCE フラグ (EE_INFO メッセージ)。