[ファイルから置換] ダイアログ ボックス

このダイアログ ボックスは、 [ファイルから置換] コマンド を実行すると表示されます。ここで指定する文字列とオプションでファイルから置換します。

[検索する文字列] ドロップダウン リスト ボックス

検索する文字列を指定します。複数行テキスト ボックスの場合、Ctrl + Enter キーを使用して改行コードを挿入することができます。ドロップダウン リストが表示されている間に、Alt + Delete キーを押すことにより、選択した履歴の項目をクリアすることができます。

[置換後の文字列] ドロップダウン リスト ボックス

置換後の文字列を指定します。複数行テキスト ボックスの場合、Ctrl + Enter キーを使用して改行コードを挿入することができます。ドロップダウン リストが表示されている間に、Alt + Delete キーを押すことにより、選択した履歴の項目をクリアすることができます。

[>] ボタン

このボタンをクリックすると、利用可能なコマンドの一覧が表示されます。

選択テキストまたはカーソル位置の単語

これがチェックされていると、テキストが選択されていれば選択テキストで、そうでなければカーソル位置の単語で [検索する文字列] ドロップダウン リスト ボックスを初期化します。

選択テキスト

これがチェックされていると、選択されたテキストで [検索する文字列] ドロップダウン リスト ボックスを初期化します。

カーソル位置の単語

これがチェックされていると、カーソル位置の単語で [検索する文字列] ドロップダウン リスト ボックスを初期化します。

カスタム

これがチェックされていると、最後に使用した文字列で [検索する文字列] ドロップダウン リスト ボックスを初期化します。

既定として保存

次回ダイアログ ボックスが表示されたときの既定値として、このオプションを保存します。

複数行

ドロップダウン リスト ボックスの単一行と複数行を切り替えます。

エディタのフォントを使用

これがチェックされていると、[検索/置換する文字列] ドロップダウン リスト ボックスにエディタと同じフォントを使用します。

連続の一覧から選択

連続の一覧で定義した文字列を選択します。

検索文字列と置換文字列を交換

検索文字列と置換文字列を交換します。

コマンドには、利用できる正規表現、またはエスケープ シーケンスの一覧が含まれることがあります。その中から項目を選択すると、その内容が、隣のテキスト ボックスに挿入されます。

[ファイルの種類] ドロップダウン リスト ボックス

検索するファイルの種類を指定します。ワイルドカード(*と?)が使用できます。また、複数のファイルをセミコロン(;)で区切って指定することができます。

[>] ボタン

このボタンをクリックすると、利用可能なコマンドの一覧が表示されます。

現在のファイルの種類

これがチェックされていると、現在のファイルの種類で、[ファイルの種類] ドロップダウン リスト ボックスを初期化します。

現在のファイル拡張子

これがチェックされていると、現在のファイル拡張子で、[ファイルの種類] ドロップダウン リスト ボックスを初期化します。

現在のファイル

これがチェックされていると、現在のファイルで、[ファイルの種類] ドロップダウン リスト ボックスを初期化します。

カスタム

これがチェックされていると、最後に使用した文字列で、[ファイルの種類] ドロップダウン リスト ボックスを初期化します。

ワイルドカード

これがチェックされていると、ワイルドカードを使用してファイルの種類を指定します。

正規表現

これがチェックされていると、正規表現を使用してファイルの種類を指定します。

既定として保存

次回ダイアログ ボックスが表示されたときの既定値として、このオプションを保存します。

[検索するフォルダ] ドロップダウン リスト ボックス

検索するフォルダを指定します。また、複数のフォルダを縦線 (|) で区切って指定することができます。

[>] ボタン

このボタンをクリックすると、利用可能なコマンドの一覧が表示されます。

現在のフォルダ

これがチェックされていると、現在のフォルダで、[検索するフォルダ] ドロップダウン リスト ボックスを初期化します。

1階層上のフォルダ

これがチェックされていると、現在の1階層上のフォルダで、[検索するフォルダ] ドロップダウン リスト ボックスを初期化します。

2階層上のフォルダ

これがチェックされていると、現在の2階層上のフォルダで、[検索するフォルダ] ドロップダウン リスト ボックスを初期化します。

ルート フォルダ

これがチェックされていると、ルート フォルダで、[検索するフォルダ] ドロップダウン リスト ボックスを初期化します。

カスタム

これがチェックされていると、最後に使用した文字列で、[検索するフォルダ] ドロップダウン リスト ボックスを初期化します。

参照

これを選択すると、参照ダイアログ ボックスを表示して、フォルダを選択することができます。

参照して追加

これを選択すると、参照ダイアログ ボックスを表示して、フォルダを選択し、既存のフォルダに追加することができます。

既定として保存

次回ダイアログ ボックスが表示されたときの既定値として、このオプションを保存します。

[大文字と小文字を区別する] チェック ボックス

検索する文字列の大文字と小文字を区別して検索します。

[サブフォルダも検索する] チェック ボックス

[検索するフォルダ] ドロップダウン リスト ボックスで指定したフォルダのサブフォルダも検索します。

[単語のみ検索する] チェック ボックス

単語のみ検索します。単語のみというのは、置換前の文字列の前後が、A~Z、a~z、0~9、_ のいずれの文字でも囲まれていない場合のことです。全角文字で囲まれている場合は常に単語とみなされます。正規表現の場合、このチェック ボックスを使用すると正しく検索できない場合があります。正規表現を使用する場合は、これをチェックせずに、単語の区切り表現 (\<、\>、\b) を使用してください。

[終了したら閉じる] チェック ボックス

検索または置換を終了したらダイアログ ボックスを閉じます。

[変更したファイルを開いたままにする] チェック ボックス

これがチェックされていると、ファイルに変更をすぐに適用せず、変更された状態でファイルを開いたままにします。これによって、正しく変更されているかを確認してから保存することができます。これをチェックしてファイルから置換を実行後、変更に問題がなければ、 [すべて保存して閉じる] コマンド を、また変更に問題があって元に戻したい場合は、 [すべて保存しないで閉じる] コマンド を実行すると便利です。これをチェックしている場合、一度に置換できるファイルの数は [カスタマイズ] ダイアログ ボックスの [検索] ページの [開いたままファイルから置換の最大数] テキスト ボックスで指定する数に制限されます。

これをチェックしない場合、操作を元に戻すことができません。その場合、念のためバックアップを作成することをおすすめします。

正規表現を使用する場合、検索する文字列、および置換後の文字列の指定で、復帰 (\r) と改行 (\n) の指定方法が、このチェック ボックスがチェックされているかどうかで異なります。チェックされていると、復帰と改行を区別することなく、\n を指定します。チェックされていない場合、復帰 (\r) と改行 (\n) を厳密に分けて検索する必要があります。

[バックアップを保存する] チェック ボックス

これがチェックされていると、 [バックアップ フォルダ] テキスト ボックスに指定したフォルダに、置換前のファイルのバックアップを作成します。 [サブフォルダも検索する] チェック ボックスをチェックしてサブ フォルダも検索する場合は、元のフォルダ ツリーをバックアップ フォルダに作成してバックアップを作成します。

[(無し)] ラジオ ボタン

文字列が文字通り一致するべきであることを指定します。

[正規表現] ラジオ ボタン

正規表現 を有効にします。

[エスケープ シーケンス] ラジオ ボタン

エスケープ シーケンスを有効にします。エスケープ シーケンスとして次の文字を表現できます。

\a

警告 (ベル)

\b

バックスペース

\f

改頁

\n

改行

\t

水平タブ

\v

垂直タブ

\\

円記号 (バックスラッシュ)

\oooooo

8 進数表記による Unicode 文字

\xhhhh

16 進数表記による Unicode 文字

ヌル文字 (\0) は使えません。\r の代わりに \n を使用します。

[数値範囲] ラジオ ボタン

数値範囲 を有効にします。

[バックアップ フォルダ] テキスト ボックス

[バックアップを保存する] チェック ボックスがチェックされている場合、置換前のファイルのバックアップを作成するフォルダを指定します。

[エンコード] ドロップダウン リスト ボックス

エンコードを選択します。 [設定されたエンコード] を選択すると、開くファイルの拡張子に関連付けられたプロパティで設定されているエンコードになります。

[すべて自動検出] チェック ボックス

利用できるすべてのエンコードから統計的にエンコードを検出します。特にファイルが非常に小さい場合は、誤認する場合があります。このオプションは、HTML/XML Charset 検出を含みません。

[HTML/XMLのCharsetを検出] チェック ボックス

HTMLファイルから "charset=..." を、XMLファイルから "encoding=..." を、または Python、Ruby ファイルから "#coding=..." を見つけ、それに対応するエンコードを使用します。HTML, XML, Python, Ruby ファイルを開く場合は、このオプションだけをチェックし、他のオプションはチェックしないでください。

[UTF-8を自動検出] チェック ボックス

エンコードの選択にかかわらず、UTF-8を統計的に検出します。

[設定を保存] チェック ボックス

エンコードに関するオプション ([エンコード] ドロップダウン リスト ボックス、[すべて自動検出] チェック ボックス、[HTML/XMLのCharsetを検出] チェック ボックス、[UTF-8を自動検出] チェック ボックス) を既定として保存し、次回このダイアログ ボックスを開いた時にこれらのオプションを復元します。

[次の最大の一致数に達したら終了] チェック ボックス/テキスト ボックス

このチェック ボックスが設定されていると、一致数が指定した値に達したら、EmEditor はファイルからの検索を終了します。

[検索] ボタン

指定した条件でファイルから検索を開始します。

[すべて置換] ボタン

これをクリックすると、ファイルから置換を開始します。

[<< 検索] ボタン

このボタンをクリックすると、現在のオプションを保存してこのダイアログ ボックスを閉じ、 [ファイルから検索] ダイアログ ボックス を表示します。

[閉じる] ボタン

このダイアログ ボックスを閉じます。

[高度] ボタン

これをクリックすると、 [高度] ダイアログ ボックス を表示し、高度なオプションを指定できるようになります。

[連続へ追加] ボタン

現在の設定を連続一覧に追加します。

[連続 >>] ボタン

このボタンをクリックして、[ファイルから置換] ダイアログ ボックスと [ファイルから連続置換] ダイアログ ボックスを切り替えます。

次のコントロールは、ダイアログ ボックスが [ファイルから連続置換] ダイアログ ボックスに拡張されたときのみ表示されます。

[連続へ保存] ボタン

現在の設定を連続一覧に保存します。

リスト ボックス

連続置換で使用する検索と置換の組み合わせの一覧を表示します。条件の列には次の省略文字が使用されます。

C

大文字と小文字を区別する

R

正規表現を使用する

W

単語のみ検索する

E

CSVの埋め込み改行コードのみを検索する

S

CRとLFを区別する

D

正規表現「.」が改行コードに一致することができる

B

Boost.Regexを正規表現エンジンとして使用する

O

Onigmoを正規表現エンジンとして使用する

[すべて有効/無効にする] チェック ボックス

一覧のすべての項目の有効と無効を切り替えます。

[インポート] ボタン

以前に TSV 形式でエクスポートされた置換条件を含むファイルをインポートします。

[エクスポート] ボタン

定義された置換条件をファイルにエクスポートします。TSV 形式以外に、JavaScript または VBScript のマクロ形式でエクスポートすることもできます。

[一括検索] ボタン

このボタンをクリックして、連続一覧から選択項目を同時に検索します。

[連続検索] ボタン

このボタンをクリックして、連続一覧から選択項目を検索します。右側の ▼ ボタンをクリックすると、コンテキスト メニューが表示され、 [連続オプション] ダイアログ ボックス にアクセスすることができます。

[すべて一括置換] ボタン

連続置換の一覧を使用して、文書内のすべての文字列を置換します。詳しくは、 [すべて連続置換] と [すべて一括置換] の違い をお読みください。

[すべて連続置換] ボタン

連続置換の一覧を使用して、文書内のすべての文字列を置換します。

[<< 連続] ボタン

このボタンをクリックして、[ファイルから連続置換] ダイアログ ボックスと [ファイルから置換] ダイアログ ボックスを切り替えます。

このダイアログ ボックスは右下をマウスでドラッグすると、サイズを変更することができます。複数行で入力できる状態のとき、Ctrl + Enter キーを使用して改行コードを挿入することができます。

さらに、このダイアログ ボックスから、次のダイアログ ボックスに移動することもできます。

[高度] ダイアログ ボックス ([高度] ボタンを選択)

[抽出オプション] ダイアログ ボックス ([抽出オプション] を選択)

[連続オプション] ダイアログ ボックス ([連続オプション] を選択)