[ファイル検証の結果] ダイアログ ボックス¶
[ファイル検証の結果] ダイアログ ボックスは、ファイル検証の結果に関する様々な情報を表示します。このダイアログ ボックスは、 [検証] コマンド を選択すると表示されます。
[ファイル検証の結果] ダイアログ ボックスは、次の情報を表示します。
検証の結果、2個のファイルが一致したかどうかを示します。
元のファイルのパス、サイズ、SHA256ハッシュを表示します。
一時ファイルとして保存したファイルのパス、サイズ、SHA256ハッシュを表示します。
2個のファイルが一致しない場合の原因として、次の可能性が考えられます。
ファイルを開いた後、元のファイルが変更された可能性。このコマンドは、ファイルが変更されていない場合だけ実行できますが、ファイルが変更されたことを示すフラグは、マクロやプラグインで解除することが可能です。
元のファイルに NULL 文字、または Unicode に変換できない不正な文字が含まれていた可能性。
元のファイルに、指定したエンコードでは、Unicode と一対一に対応していない文字が含まれていた可能性。例えば、Shift-JIS エンコードには、「IBM拡張文字」と「NEC選定IBM拡張文字」の一部の文字が重複登録されています。したがって、IBM拡張文字の 1つである文字コードが 0xFA58 の文字「㈱」が Shift-JIS のファイルに含まれていると、EmEditor で開いた後、Unicode の文字コードは U+3231 となります。さらに、それが Shift-JIS に保存されると、「NEC選定IBM拡張文字」である 0x878A の同文字として保存されます。
[高度に開く] コマンドで、[指定バイト数毎に改行を挿入する] または [各ファイルの最後に改行コードが存在することを確認する] オプションを指定して開いた可能性。
ハード ディスクまたはメモリーにエラーが発生した可能性。ネットワーク上のファイルを開いている場合は、ネットワークの問題の可能性。
[一時ファイルを削除する] チェック ボックス¶
これがチェックされていると、保存された一時ファイルが削除されます。