[テキスト レンダリング] ページ

[テキスト レンダリング] ページでは、エディタにテキストをどのようにレンダリングするかの設定をカスタマイズすることができます。変更はすぐに反映されるため、エディタ上でプレビューすることができます。

[DirectWriteを使用する] チェック ボックス

ここにチェックされると、エディタの表示に DirectWrite が使用されます。チェックされていない場合、GDI が使用されます。DirectWrite は GPU により高速化された DirectX API であり、GDI に比べてテキストのレンダリングと読みやすさが向上しています。

[自動設定] チェック ボックス

モニターに最適な設定を検出します。このオプションを使用すると、異なるモニターに対して別の設定を設定することができます。これを設定すると、DirectWrite の以下のオプションは無視されます。

[アンチ エイリアス モード] ドロップダウン リスト ボックス

テキスト表示のアンチ エイリアス モードを設定します。「ClearType」はテキストにサブ ピクセルの詳細を追加するアンチ エイリアスの方法です。「グレイスケール」はもっとシンプルなアンチ エイリアスの方法です。「無し」にするとアンチ エイリアスは無効になります。

[レンダリング モード] ドロップダウン リスト ボックス

テキスト描画用のレンダリング モードを指定します。異なるレンダリング モードを指定することによりアンチ エイリアスのレンダリングの方法に微妙な違いが出てきます。「既定」を選択すると、レンダリング モードは自動的に選択されます。[アンチ エイリアス モード] に「無し」が選択されていると、レンダリング モードは無視されます。「ClearType」と「アウトライン」は同時に指定することはできません。

[ガンマ] スライダー

ガンマ補正に使用するガンマ値を指定します。

[コントラスト] スライダー

エッジのシャープネスを調節します。0.0 は最も低いコントラストで、3.0 が最も高いコントラストになります。

[ClearType レベル] スライダー

ClearType アンチ エイリアスの割合を指定します。0.0 は ClearType を適用しないことを意味し、1.0 は ClearType の効果が完全に適用されれていることを意味します。

[カラー フォントを使用する] チェック ボックス

フォントに埋め込まれている色の情報を使用して色を描画します。Windows 8.1 以上でのみ利用可能です。

[ダブル バッファリングを使用する] チェック ボックス

これがチェックされていると、ダブル バッファリングを使用して画面にテキストを描画します。チェックしていると、ちらつきがなくなりますが、遅いコンピュータなどで描画が遅く感じる場合には、チェックを外します。

[フォールバック フォント] リスト ボックス

Unicode 文字が [フォントの設定] ダイアログ ボックス で指定されたフォントが利用できない場合に使用されるフォントの一覧を定義します。一覧の上位のフォントは、フォールバック フォントを選択する際の優先順位が高くなります。一覧を右クリックすると、追加のコマンドを利用できます。また、選択した項目をドラッグ アンド ドロップするこにより一覧の順序を変更することができます。

[ハングルの字母を合成して表示する] チェック ボックス

これがチェックされていると、ハングルの字母の正しい連なりを合成して表示します。例えば、「ᄒ ᅡ ᆫ ᄀ ᅳ ᆯ」(空白は無し) は、「한글」と表示されます。この設定は、合成文字が利用できない古ハングルを正しく表示するためにも有効です。

[追加] ボタン

一覧に新しい項目を追加します。

[削除] ボタン

一覧から選択項目を削除にします。

[リセット] ボタン

設定を既定にします。