[高度] ダイアログ ボックス¶
このダイアログ ボックスは、 [検索] ダイアログ ボックス、 [置換] ダイアログ ボックス、 [ファイルから検索] ダイアログ ボックス、または [ファイルから置換] ダイアログ ボックス で
[高度] ボタンをクリックすると表示されます。ここで 高度なオプションを指定することができます。 これがチェックされていると、CSV文書の埋め込み改行コードのみに一致します。 これがチェックされていると、CRとLFを区別します。ファイルから検索、ファイルから置換の場合、このオプションにかかわらず、正規表現を使用するがチェックされていれば、CRとLFは常に区別されます。 正規表現で文字列を検索する際、任意の文字に一致するメタ文字「.」が改行コードに一致することができるかどうかを指定します。正規表現「\s」は、[正規表現で検索する追加行数] テキスト ボックスに 1 以上の値が指定されていれば、このチェックに関係なく一致します。ただし、 [ファイルから検索]コマンド の場合を除き、実際に一致できる改行コードの数は、[正規表現で検索する追加行数] テキスト ボックスで指定する数に依存します。 [検索] ダイアログ ボックス、 [置換] ダイアログ ボックス、 [ファイルから検索] ダイアログ ボックス、または [ファイルから置換] ダイアログ ボックス で使用する正規表現エンジンを指定します。Boost.Regex、Onigmo.Ruby、 または Onigmo.Perl から選択できます。 次のオプションは、[検索] ダイアログ ボックス、[置換] ダイアログ ボックスのみで表示されます。 選択範囲の開始/終了位置のみにマッチする正規表現が利用できます。このオプションは、[検索] または [置換] ダイアログ ボックスで、[選択範囲のみ] オプションが有効の場合のみ意味があります。 前方参照、後方参照を使用する正規表現において選択範囲外のテキストを調べて、選択範囲内のみにマッチすることができます。例えば、 「(?<=a)b」は「ab」を含む行で選択範囲が「b」から開始する場合でも、「b」にマッチします。しかし、このオプションを有効にすると、EmEditor は選択範囲を含む行全体を検索するため、検索が遅くなることがあります。さらに、このオプションが有効だと、正しい正規表現でも選択範囲にマッチしなくなることがあります。例えば、「.*」は、選択範囲が行全体を覆わずこのオプションが有効の場合、選択範囲のどの文字列もマッチしなくなります。これは、EmEditor が行全体にマッチするのに対し、選択範囲は行の一部になるからです。このオプションは、[検索] または [置換] ダイアログ ボックスで、[選択範囲のみ] オプションが有効の場合のみ意味があります。 次を検索または前を検索で、重ならない文字列のみ一致します。 [検索] コマンド、および [置換] コマンドによる置換で、正規表現で文字列を検索する際、追加する行数を指定します。EmEditor
では、検索する際、正規表現の関数に引数として 1 行ずつ文字列を渡して検索しています。ただし、検索する文字列に \n が含まれている場合は、その含まれている
\n の数 + 1 の行数を正規表現の関数に引数として渡しています。しかし、この方法だと、例えば、正規表現で <td>.*?</td>
を検索したい場合に、本来は、<td> と </td>
の間に改行コードを含むどのような文字が含まれていても検索できるはずなのに、実際には改行コードが含まれていると検索することができません。そこで、[正規表現が改行コードに一致することができる]
チェック ボックスをチェックし、このテキスト ボックスに 1 以上の数字を設定すると、そこで設定した数の改行コードが含まれていても検索できるようになります。 [ファイルから検索] コマンド では、ここでの設定にかかわらず、ファイル内のすべての文字列が検索の対象になります。 次のオプションは、[ファイルから検索] ダイアログ ボックス、[ファイルから置換] ダイアログ ボックスのみで表示されます。 これがチェックされていると、[無視するファイルまたはフォルダ] テキスト ボックスに指定する名前のファイルまたはフォルダからの検索または置換を行いません。 検索または置換を行わないファイルまたはフォルダの名前を指定します。複数の名前を指定するには、セミコロン「;」で区切ります。 これがチェックされていると、バイナリ ファイル (UTF-16 でないのに NULL 文字を含むファイル) からの検索を行いません。 これがチェックされていると、[無視するファイルまたはフォルダ] テキスト ボックスまたは [バイナリ ファイルを無視する] チェック ボックスがチェックされている場合、無視されたファイルを表示しません。 検索前に、[検索するフォルダ] ドロップダウン リスト ボックスに指定したフォルダが存在するかどうかを確認して、存在しない場合には、ダイアログ ボックスを表示して検索をキャンセルできるようにします。 これがチェックされていると、ファイルから検索結果のファイル名にエンコード名を追加します。このオプションは、設定のプロパティの [ファイル] ページ で [すべて自動検出] オプションが設定されていて、検索したファイルのエンコードを確認したいときに便利です。 このチェック ボックスが設定されている場合、検索するファイルの最古の更新日を指定します。 このチェック ボックスが設定されている場合、検索するファイルの最新の更新日を指定します。[最古の更新日] のみが設定されている場合、指定した日付より新しいファイルを検索します。[最新の更新日] のみが設定されている場合、指定した日付より古いファイルを検索します。どちらも設定されていない場合、ファイルの日付に関係なくすべてのファイルを検索します。[CSVの埋め込み改行コードのみを検索する] チェック ボックス¶
[CRとLFを区別する] チェック ボックス¶
[正規表現「.」が改行コードに一致することができる] チェック ボックス¶
[正規表現エンジン]¶
[「^」と「$」が選択の最初と最後に一致することができる] チェック ボックス¶
[選択範囲のみの検索で周辺を見る] チェック ボックス¶
[次を検索/前を検索で重ならない文字列のみ一致する] チェック ボックス¶
[正規表現で検索する追加行数] テキスト ボックス¶
[次のファイルまたはフォルダを無視する] チェック ボックス¶
[無視するファイルまたはフォルダ] テキスト ボックス¶
[バイナリ ファイルを無視する] チェック ボックス¶
[結果に無視されたファイルを表示する] チェック ボックス¶
[指定したフォルダが存在しない場合にダイアログを表示する] チェック ボックス¶
[ファイル名にエンコード名を追加する] チェック ボックス¶
[最古の更新日] 日付ボックス¶
[最新の更新日] 日付ボックス¶